旅館やホテルに宿泊の夜―
「夕食も食べたし、温泉も入ったし、さて寝るにはまだ早いな~」と、手持ち無沙汰な時ってありますよね。
そんなご宿泊者向けに『犬山祭のお話と九代玉屋庄兵衛作「茶運び人形」の実演』と題し、名鉄犬山ホテルさんにてからくり人形の実演を開催いたしました。
「茶運び人形」とは、茶碗を盆に置くと動き出し、茶碗を受け取るとくるりと回ってもとの位置に戻っていくからくり人形のこと。
懐かしい音色を奏でるゼンマイを巻き、いざ実演!
お客様の中からお一人代表で人形が運ぶお茶を受け取り、お茶を飲んでいただき(飲むフリ)また人形の手に湯飲みを戻すと、くるりと180度回転しおもてなし隊のところへ戻って行く様子を見て「お~~っ!!」という歓声と拍手が沸きます。
人形の仕組みを詳しく説明し、愛知がモノづくり王国と言われる由縁がからくり人形からきていることもお話すれば、またもや「へ~~っ!」と感心の声。
現在トライアル中につき、4日間のみの開催ですが、チェックアウトの際にフロントではお客様の喜びの声が聞かれるとのこと。
今後もこのように日本の文化を発信できる場があれば幸いです。
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